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新型ジェイドの値引き相場と競合車は?マイナーチェンジ後の価格をズバリ予想

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新型ジェイドはどこが変わった?主な評価

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3列シートを有し、且つハイブリッドによる低燃費など決して悪いモデルではないものの、販売台数という売り上げになかなか直結しなかったホンダ ジェイドが2018年5月にマイナーチェンジされ、新型となりました。


新型となった以上、当然そこには様々な変更点がありますが、生まれ変わった新型ジェイドがどのようなモデルなのか、改めてチェックしてみるとしましょう。

一番の変化は後席!

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新型ジェイドの一番の変更点は後席の扱いです。


それまでのジェイドは3列シートを有したモデルでしたが、後席はミニバンのキャプテンシートのような独立式。


つまり、3列シートではあるものの定員が6人でした。
ミニバンライクな使い方をしたい人にとっては、2列目に2人しか使えない点は、実用性という点ではどうしても劣るものでした。


ましてやジェイドは後席のドアはスライドではなくヒンジになりますので、3列目があるとはいえ、乗り降りに関しては少々億劫なものでした。


ここがある意味、ジェイドの「不人気の理由」でもありましたが、マイナーチェンジによって後席の扱いが変わりました。
後述しますが新型ジェイドにはラインナップされることになったガソリンモデルは3列目を廃止。


2列のみ、そして後席は3人乗りの5人定員となり、従来の3列目はゆったりとしたラゲッジフロアとなりました。
ハイブリッドモデルに関しては変更はありませんが、これにより、「スライドドアじゃないから3列目はいらない」「とにかく2列目のキャプテンシートをなんとかしてもらいたい」という声に応えた形になります。

 

ハイブリッドとガソリンモデルの併売!

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先に触れましたが、ジェイドはそれまでハイブリッドがラインナップのメインでしたが、マイナーチェンジにより、ガソリンモデルも投入。

  • ガソリンモデル:17.6km/L~18.0km/L
  • ハイブリッドモデル:24.2km/L

※いずれもJC08モード

ガソリンモデルの燃費も決して悪くはありません。
ターボエンジンを搭載している点、2列5人とした点、さらには車体価格の安さを考えると、ハイブリッドモデルに勝るとも劣らない使い勝手の良いモデルです。


ホンダとしては、「走りを楽しみたい人はガソリンモデル、燃費を気にするのであればハイブリッドモデル」と提案したいのでしょう。
しかし、車体価格を考えると異なる事情も見えてきます。

  • ガソリンモデル:2,398,680円~
  • ハイブリッドモデル:2,898,720円~

車体の価格差はおよそ50万円。
燃費による価格差等を考えると、ガソリンモデルの方がコストパフォーマンスが高くなるドライバーの方が多いことが予想されます。

より「走り」を楽しめる車へと変化

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ジェイドは2015年2月に投入されました。


一時期生産を中止していたストリームの後継モデルということで、走りを楽しめるステーションワゴンという特性かと思いきや、時代の流れの中で当初はハイブリッドモデルのみのラインナップでした。


ストリームのドライバーを取り込めないとみたのか、2015年5月にはガソリンモデルも追加したものの、プロモーションの不徹底から、そもそもジェイドにガソリンモデルがあったことを知らない人も多かったのではないでしょうか。


ターボモデルを搭載したことはもちろんですが、足回りを見直したことにより、走りを楽しめるモデルとなりました。


タイヤは17インチから18インチへと変更。
さらにはショックアブソーバーの設定を見直すなど、走りを追求した姿勢も見せています。

安全運転支援システムホンダセンシングとは?

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この度のマイナーチェンジにより、ジェイドにはホンダの安全先進装備、ホンダセンシングが導入されました。

  • 前方への急加速防止
  • 衝突予測によるブレーキ
  • 人が近付いてきたら避ける
  • 車線からはみ出そうになると戻す
  • 前方との適度な車間距離の確保
  • ハイビームとロービームの自動切換え

このような機能が搭載されています。
常にミリ波レーダーを発し、単眼カメラによる映像の確認と合わせてドライバーをサポートしてくれるホンダセンシングが搭載されたことにより、運転の楽しさだけではなく「安心」も備わった車へと進化しました。

新型ジェイドってどんな車?

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新型ジェイドがどのような車なのか、改めてその「キャラクター」をチェックしてみるとしましょう。

主要スペック

新型ジェイドのスペックは以下になります。

ガソリンモデル

サイズ 4,660mm×1,775mm×1,540mm(全長×全幅×全高)
ホイールベース 2,760mm
定員 5名
重量 1,450kg
エンジン最高出力 110kW[150PS]/5500rpm
エンジン最大トルク 203N・m[20.7kgf・m]/1600-5000rpm
燃料タンク 47L
燃費 17.6km/L
タイヤサイズ 225/45R18 91W

 

 

ハイブリッドモデル

 

サイズ 4,660mm×1,775mm×1,530mm(全長×全幅×全高)
ホイールベース 2,760mm
定員 6名
車両重量 1,510kg
エンジン最大トルク 155N・m[15.8kgf・m]/4600rpm
モーター最高出力 22kW[29.5PS]1313-2600rpm
モーター最大トルク 160N・m[16.3kgf・m]/0-1313rpm
燃料タンク 40L
燃費 24.2km/L
タイヤサイズ 215/50R17 91V

 

上記のように、ガソリンモデルとハイブリッドモデルで微妙に違いがある部分があります。

「どっちつかず」からワゴンへ

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マイナーチェンジによる大きな変更点は、キャラクターを確立した点にあります。
それまでのジェイドは、シルエットこそワゴンではありましたが、ホンダとしてはミニバン側に振っていました。


3列目があることからもその点は間違いないのですが、ヒンジドアでの3列目という設定はどうしても「中途半端」と言わざるを得ませんでした。


かつてヒットを記録したオデッセイへのオマージュなのか、良く言えば「間を付く」モデルですが悪く言えば「どっちつかず」なモデルだったオデッセイは、販売記録だけを見れば悪い面しか伝わっていないと言わざるを得ません。


そこでホンダはマイナーチェンジを期に、ガソリンモデルに関してはミニバンではなく、「ワゴン」であることを鮮明にしました。
3列目を廃止し、それまで3列目として用意していたフロアはラゲッジフロアへと割り切りました。


これにより、後席を3人仕様へと変更し、まさに「ステーションワゴン」となったことで、分かりやすいキャラクターをアピールできるようになります。

ワゴンだけど選択肢が違うグレード展開

どっちつかずから脱却し、ワゴンへと振ったジェイドですが、ガソリンとハイブリッドモデルを用意しています。
走りを楽しみたい人はワゴンを、低燃費や3列シートを活用したいのであればハイブリッドモデルという住み分けができました。
従来は6人定員のみの設定だったため、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの差が分かりにくかったものの、今回のグレードの見直しにより、3列目が不要であればガソリンモデル、欲しいならハイブリッドモデルと分かりやすい設定となった点が最大の変化と言えるでしょう。


新型ジェイドのターゲット

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新型ジェイドはどのようなターゲットを想定しているのかは、そのキャラクターからある程度分かります。
そこで、新型ジェイドはどのようなターゲットに向けられているのかを改めてチェックしてみました。

先代ジェイドに失望したホンダのファン

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先代のジェイドに対し、「失望」したファンは多いことでしょう。
特にそれまでストリームに乗っていたドライバーは、ジェイドのキャラクターを見て「…」となったことは想像に難くありません。


ホンダとしてはそれまでのストリームのドライバーは新型のオデッセイでカバーできると踏んだのかもしれませんが、やはりステーションワゴンとミニバンは特性が異なるものです。


販売登録台数を見れば、ストリームのユーザーがジェイドに乗り継いでいるとは言えない状況ですが、つまり「ジェイドに失望した」ストリームオーナーが多かったのでしょう。


その点では、今回マイナーチェンジされた新型ジェイドこそ、ストリームの本当の意味での「後継モデル」です。

ミニバンではなく、ワゴンが欲しい層

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国内を見ると、売れ筋モデルは軽自動車かミニバンと言っても過言ではありません。
そのため、ホンダとしてもジェイドをミニバン側に寄せたのですが、やはりミニバンではなくワゴンが欲しいという層もある程度はいるものです。


ましてやそれまでホンダはストリームという名車を販売していただけに、ストリームのユーザーとしてはミニバンではなく、ステーションワゴンタイプのモデルを欲していたのでしょう。


ミニバンのようなファミリー向けのモデルではなく、まだまだ走りを楽しみたい。新型ジェイドはそのように思っている人をターゲットに設定しています。

実用性と走りを両立したい層

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ステーションワゴンが欲しいということは、ミニバンほどファミリー向けのモデルではないけど、でもそれんりに実用性があり、さらには走りも楽しみたい層をイメージしていると考えてよいでしょう。


ミニバンは実用性という点では申し分ありませんが、その分走行性を犠牲にしています。
一方、セダンやハッチバックのように走行性の高いモデルは実用性を犠牲にしています。


その両方をバランスよく取り入れているステーションワゴンを求めている層も一定数いることから、ホンダとしても新型ジェイドはミニバンではなく、ワゴンとしてのキャラクターを鮮明にしたのでしょう。


新型ジェイドの値引き相場と競合車は?

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新型ジェイドの値引き相場はおよそ20万円前後です。
お世辞にも売れ筋モデルとは言えないだけに、値引きの幅もそれなりのものですが、値引き獲得のためには競合車との「迷っている」という姿勢が大切です。
そこで、どのようなモデルが新型ジェイドの「ライバル」となるのかもチェックしておきましょう。

スバル・レヴォーグ

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新型ジェイドに「走り」を求めているのであればスバル レヴォーグは是非とも名前を挙げたいモデルです。価格帯とするとレヴォーグの方がワンランク上ではありますが、そもそもステーションワゴンが少ない点もありますので、競合として名前を挙げても何らおかしくはありません。


スバルの車はどれもこだわりを持って作られているだけに、「燃費の良い車を求めている」や「コストパフォーマンスを」ではなく「走りを重視している」という姿勢を打ち出すと良いでしょう。


レヴォーグの値引きに新型ジェイドを出してもスバル側にはあまり有効ではありませんが、新型ジェイドの値引きにレヴォーグの名前を出すのは効果的です。

マツダ・アテンザワゴン

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こちらも車格という点では新型ジェイドよりも上ですが、「コストパフォーマンスの高いステーションワゴンが欲しい」という点を明確にし、ホンダディーラーにてアテンザワゴンと悩んでいる姿勢を出すと良いでしょう。


こちらもレヴォーグ同様、アテンザワゴンの値引きにジェイドの名前を出しても効果は見込めませんが、新型ジェイドの値引きにアテンザワゴンの名前を出すのはありです。
「向こうにはディーゼルがあったし」「上質感もあるのにディーゼルで経済性も高い」など、ジェイドにはない部分を出すことでディーラーからの値引きを獲得できます。

ボルボ・V40

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車格やキャラクターという点では正真正銘のライバルとなあるのがボルボのV40です。
ボルボのV40の名前を挙げるメリットは何と言ってもその人気です。
国産車には乗りたくないという層は多いのですが、輸入車はどうしても価格が高くなります。
しかしV40はお手頃価格の「輸入車」になりますので、国内でも人気が高いです。だからこそ、名前を挙げると効果的です。


ジェイドは販売登録台数が乏しくない、つまり「人気がない」という点が致命的な弱点になりますので、「やっぱり人気のあるV40の方が…」というスタンスを見せることで、ホンダディーラーは値引き額の上乗せしか対抗策を出せません。