新型レヴォーグのフルモデルチェンジは2019年?
2018年6月、レヴォーグがマイナーチェンジを行いました。
ビッグマイナーチェンジとなったD型と比べると、今回のE型はマイナーチェンジというよりも、むしろ「一部改良」と言った方が良いほど。
そのため、2019年こそフルモデルチェンジなのではとも囁かれていますが、それでも「レヴォーグが変わった」ということで気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、実際にどのような点が変わったのかをチェックしてみました。
新型レヴォーグは何が変わった?
E型となったレヴォーグは少しだけではありますが、変わった部分があります。
まずはその点をチェックしてみましょう。
「1.6GT EyeSight Smart Edition」追加
こちらはスバル60周年特別記念車になります。
運転支援、視界拡張アイサイトセーフティプラスといった16万円相当のオプションがひゅお順装備となっています。
また、ヘッドランプはブラックベゼルが付いており、フロントグリルはダークメッキ+ブラック塗装など、加飾にも力を入れています。
結果、グレード展開は以下になります。
1.6GT EyeSight | 2,862,000円 |
1.6GT EyeSight S-style | 2,926,800円 |
1.6GT EyeSight Smart Edition☆ | 2,948,400円 |
1.6GT-S EyeSight | 3,078,000円 |
アイサイトのプリクラッシュブレーキ制御を改良
アイサイトのプリクラッシュブレーキも改良されています。
アイサイトの認識対象が車両と同一方向に進行する歩行者・自転車だと認識すると減速制御のタイミングが早まります。そのため、衝突回避の可能性が飛躍的に向上しました。
更に低速走行域に於いて、アクセルの踏み込みが「間違い」であると判断した場合、プリクラッシュブレーキが作動。衝突回避をアシストすることになります。
内装はどこが変わる?
内装に関しては特別モデルはスポーツペダルがアルミパッド式のものとなりました。
こちらは常に視界に入るものではありませんが、踏み心地が向上しましたので、走りだけではなく、アクセルワークにこだわる人には嬉しいものです。
トランスミンションとは?
トランスミッションに関しては基本的には変化がありません。
今回のモデルはあくまでも「内外装の部分的な変化」「プリクラッシュブレーキの進歩」程度になります。
エンジンはダウンサイジングターボ
エンジンに関しても変更はありません。
1.6Lのターボエンジン搭載モデル、そして2.0Lというラインナップのレヴォーグですが、1.6Lのダウンサイジングターボを搭載しています。
mt 車は出る?
シフトに関してですが、残念ながらCVTのみです。
スバルといえば運転の楽しさが魅力なのでMT車のラインナップを心待ちにしている方も多いかと思いますが、残念ながら今回もCVTのみです。
次期レヴォーグの噂も出ている
E型へとマイナーチェンジしたレヴォーグですが、既に「新型」の噂も登場しています。
ここで指す「新型」とはマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジです。
それもそのはず、レヴォーグは2014年に登場し、マイナーチェンジや一部改良は度々行われていますが、フルモデルチェンジは登場以来一度もありません。
心待ちにしている方が多いのも当然ですし、そろそろ新型モデルが出てきてもおかしくはないタイミングへと差し掛かりつつあるのも事実です。
e型で終わり?F型が出る?
一方で、近年どの車もモデルチェンジの周期が遅くなっています。
そのため、今回のE型から、もう一回マイナーチェンジが行われ、「F型」となるのではとの見方もあります。
近年、スバルはリコールやアイサイトの開発が上手くいっていないことが業界内で囁かれているなど、余裕のある状況ではありません。
そのため、もう一回「マイナーチェンジ」を挟むのではとの声もあります。
エクステリアが大型変更の噂
新型レヴォーグは、エクステリアが大幅に変更するのではないかとの声もあります。
そもそも、レヴォーグはレガシィの大型化に伴い、インプレッサとレガシィの間にできてしまった隙間を埋めるためのモデルでした。
しかし国外市場を考えるとどうしてもレヴォーグも「小さい」という印象です。
そのため、間を生めるモデルだったものの、大型化、さらにはそれに伴いエクステリアを大幅に変更するのではないかとの声があります。
VISIV TOURER CONSEPTが新型レヴォーグになる?
各地のモーターショーでお披露目されている「VISIV TOURER CONSEPT」が、レヴォーグの新型モデルになるのではないかとの声もあります。
フロンドにはターボエンジン搭載を意味する空気穴。
そしてステーションワゴンを思わせるエクステリア。
「レヴォーグの新型です」と言われれば思わず納得するデザインですが、もちろんまだまだスバルからは正式なアナウンスはありません。
STIグレードの搭載は?
スバルといえばSTIグレードも気になる所ですが、こちらもまた、まだまだ憶測ではありますが、ボディサイズが大きくなるということは海外での販売に力を入れることの意思表示でもあるので、走りを楽しめるSTIグレードの投入は十分にあり得ます。
国内だけであればどうしても少数派を相手にするのみですが、海外市場であれば多くの市場が見込める一方で、国内に投入されるのかという疑問も浮かび上がりますが。
気になる新型レヴォーグのライバル車
E型となった新型レヴォーグですが、値引き交渉をと考えるのであればやはりライバル車の動向もチェックしておくべきです。
そこで、値引き獲得に必須のレヴォーグの競合車をチェックしてみましょう。
ホンダ・ジェイド
「走りを楽しめるステーションワゴン」としてはホンダ・ジェイドです。
ジェイドもまた、2018年の5月にマイナーチェンジ。
それまでミニバンとステーションワゴンの間に位置する、悪く言ってしまうと「中途半端」なモデルでしたが、マイナーチェンジを機にステーションワゴン側に寄せてきました。
但し車格的にはレヴォーグの方が上になりますので、ジェイドの名前を出すのであれば「安いステーションワゴンの方がいいよね」といったニュアンスで交渉してみると良いでしょう。
マツダ・アテンザワゴン
車格的にはマツダのアテンザワゴンは正真正銘ライバルになりますが、アテンザワゴンは走りよりも上質感を売りにしたステーションワゴンになりますので、価格帯が似ていても両車のキャラクターは微妙に異なります。
そのため、レヴォーグの値引きをと思ったらアテンザワゴンの方が優れている「上質感」やディーゼルモデルによるコストパフォーマンスの高さを上手く上げて値引きをゲットしてみると良いでしょう。
ボルボ・V40
ボルボのV40もまた、レヴォーグのライバルです。
こちらは「輸入車」になりますので、レヴォーグとの値引き交渉の際、「やっぱり輸入車の方が作りが良いかな」「輸入車としてのステータスは魅力的」といったように、ボルボにあってスバルにはない部分を上手く挙げて交渉に臨んでみると良いでしょう。